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第10回白保学講座 白保の文化財その3 千人墓を後に、次は、カチガラノバギナに向かいます。 この湧水は、かつては畑仕事の合間や子どもたちが遊びの途中により、喉の渇きを潤したというもの。 それは冷たく、綺麗な水が湧き出ていたそうです。 受講生の記憶を頼りにバギナに到着するも、かつての場所が土石で埋められていました。畑から出た石等を捨ててしまったようです。 このバギナは、公民館の管理地なので本来ちゃんと整備され昔のママであるはずなのに・・・。 ただ、湧水は健在でした。クワズイモの葉っぱでひしゃくを作り飲んできました。 続いて、ウナタニあるウシヌオンです。 ここでは、つなぎ牛、馬の健康祈願を行うウナタニンゲイが行われます。長い間実施されていなかったものが復活され、今では毎年実施されています。 ニンゲイには、ビッチントウ頭を掲げ、獅子頭を飾り、牧に向かって願いをします。ニンゲピトゥは、島仲敏男さんです。香炉が4箇所にありました。 次は、トマリタカベーノニンゲイイシです。この石のいわれであるトマリタカベーという神事。地域の古老たちに伺ってもどのようなニンゲイであったのか詳細はよく分かりませんでした。 しかし、昨年、今年の白保学講座を通じてその概要がうっすらと分かってきました。トマリとは、港のこと。あるいは、沖縄本島の泊港を指すもの。 このトマリタカベーのニンゲイは、春と秋の2回行われたこと。 かつて首里王府に年貢を納めるために季節風を使って上り、下りをした船での航海の安全を祈願するもの。 四御嶽の神司が、トマリタカベーノニンゲイイシと海の間を何回も往復しながら海に入り、祈願するというもの。この神事は、村人は誰も見てはいけなかったということ。このニンゲイの際に、トマリタカベーノニンゲイイシのある現在のミンナヒーの後ろまで、神司が歩いてくる道がカンヌミチと呼ばれている道であることなどが分かりました。 白保集落では、伝統的に東の海(サンゴ礁)を上手に利用してきましたが、外洋まで漕ぎ出すこともあったこと、季節風の存在を知り、うまく利用して航海をする知識や業を持っていたこと、おかず取りだけでない多様な海とのかかわりの一端を知ることが出来た講座でした。 ![]() 人気blogランキングへポチッとよろしくお願いします。 トラックバック
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