協議会の活動レポート
国際サンゴ礁年記念ウェブ絵画展 その6
次は、白保小学校5年生の作品です。
これも6月1日に行なわれた海垣での体験漁の模様が沢山描かれています。
5年生になると絵がしっかりとしたものとなってきました。

白保小5年1.JPG

後ろに石垣が見えていますね。
昔の人の知恵はすごいですね。

白保小5年2.JPG

サンゴ礁の浅い海は、も場、砂地、サンゴの群生地など多様な地形から成り立っています。


白保小5年3.JPG

多様な地形があると言うことは、魚やタコ、イカなど海の生き物が産卵する場所があり、幼魚の段階で外敵から身を守り成長することが出来る場所、エサとなる物が豊富であることなど生き物にとって大切な意味を持ちます。

白保小5年4.JPG

また、人工的ではありますが、沿岸部に石垣を積むことで、海藻が繁茂する基盤となり、貝がつき、それらを食べる魚が集まることになります。
石の隙間を住処にする小魚も集まってきます。

白保小5年5.JPG

生き物が沢山集まると言うことは、その生き物を食べる魚も集まってきます。
小魚たちを食べに集まる大きな魚。
そうした生き物の習性を巧みに利用したものが垣なのです。

白保小5年7.JPG

垣での漁を続けていくことで、人間が自然とどのように関わり、その恵をいただいて来たのか深く身をもって体験することが出来ます。

白保小5年8.JPG

魚が捕れればうれしいですが、取れなければ何故取れなかったのかを考えるきっかけにもなります。
おじぃたちに昔の垣での獲物の豊富さを教えてもらうことで、今の海の状態を知り、昔のような海に戻すためにどうすればよいのかを考えるきっかけにもなると思います。

白保小5年9.JPG

こどもたちが復元に参加し、利用を開始した海垣。
この体験を通して自然とともに生きることの難しさと大切さを感じてもらえればうれしいですね。

白保小5年10.JPG

伝統的な文化を見直す取り組みが、全国的にも始まっています。
平成18年白保中学校の子どもたちが総合的な学習の時間にインターネットで見つけた情報。
大分県宇佐市の長洲中学校で石干見の復元に向けた測量を実施。

こども達は、すぐに手紙を書きました。
その後、白保魚湧く海保全協議会事務局長の上村真仁が宇佐市を訪問。さらに、長崎県五島市富江町などにも訪れました。こうして同種の漁具を持つ地域の交流がスタートしました。

白保小年6.JPG

この動きは、宇佐市の長洲アーバンデザイン会議の皆さんの熱意とご尽力により『第一回日本石干見サミットin長洲』の開催につながりました。
海とともに生きる文化を見直し、新しい地域づくりに役立てる取り組みが今まさに始まりました。


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Posted by しらほサンゴ
comment2008/03/24 月 | comments (0) | trackbacks (0)
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