白保では、人間の一生においてさまざまな願いが行われる。
こどもが生まれて、病院から家に初めて入る時、
藁を燃やして厄を払う
藁に火をつけ、煙を立てながら、
祖父母が門の前で迎えてくれる
煙を浴びながら門をくぐるよう促し、
「アラピトゥヌ オリキー ミリヒョウリョ」
(新しい人が来たので、見守ってください)と唱える。
かよわい命を授かった母親にとって
目に見えない力が、我が子を見守って
くれると思えることは大きな安心である。
白保のオバーたちは、
「あなたの命はかけがえのない、大切なものだよ」と
常に語りかけてくれるのだ。